「恋愛経験が少ないことは、相手に話しておくべきなのか」。お見合いや仮交際を前に、こう悩む男性もいるのではないでしょうか。黙っているのは不誠実な気がする。かといって、正直に言えば引かれそうで怖い。
先に結論を言います。恋愛経験の少なさは、自分から伝える必要はありません。 隠す必要もありませんが、わざわざ言う必要もない、というのが私の考えです。
私は結婚相談所で約半年のあいだに57人とお見合いをしましたが、お見合いでも仮交際でも、過去の恋愛について聞いたことも、聞かれたこともありません。恋愛講師として指導していた頃も、生徒には同じように伝えていました。この記事では、その経験をもとに、恋愛経験の少なさとどう向き合えばいいかをお伝えします。
恋愛経験の少なさを自分から言う必要がない理由
女性が見ているのは「今、目の前にいる男性」
これまでの女性経験の有無は、男性にとっては自信のなさの根拠になりがちです。ですが、女性にとっては、目の前の男性の立ち振る舞いがすべてです。
過去に何人と付き合ってきたかは、今日のデートが楽しいかどうか、一緒にいて安心できるかどうかを変えません。経験が少ないことを気にしているのは、たいてい男性の側だけです。
「経験が少ないので」は、大目に見てもらう理由にはならない
自分から経験の少なさを打ち明けるのは、要するに「デートで至らない点があっても、経験が少ないから大目に見てほしい」と伝えることだと私は考えています。
ですが、お見合いや仮交際の相手は、ほかの男性とも会いながら、結婚相手を真剣に選んでいます。対峙している女性に、その理屈は一切通用しません。言っても評価は甘くならず、「自信がない人」という印象だけが残ります。
過去の恋愛の話そのものが、女性の嫌う話題
女性は、過去の女性とのいざこざを聞かされたり、比べられたりすることを極端に嫌います。経験が多いか少ないかにかかわらず、過去の恋愛を自分から話題にすること自体が、得になりません。
私が自分から恋愛経験について話したのは、高校を卒業して初めて彼女ができたときの一度だけです。それ以降は、一度もありません。
プロフィールでの「不安の先回り」とは別物
「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」では、相手が不安に思いそうな点はプロフィール文で先回りして伝えるように書きました。借金、特殊な宗教、親の介護のように、結婚後の生活に直接関わることです。
恋愛経験の少なさは、これとは違います。結婚後の生活を左右する条件ではなく、過去の話です。先回りして伝える対象には入りません。
相手の恋愛経験も、男性からは聞かない
自分の経験が少ないと、相手の経験も気になるかもしれません。ですが、男性から相手の恋愛経験を聞くのは、デメリットしかないのでやめましょう。
聞いたところで、答えによってあなたの振る舞いが良くなるわけではありません。それどころか、相手には「過去と比べられている」「探られている」と受け取られかねません。過去の恋愛の話を女性が嫌うのは、自分が話す場合も、相手に話させる場合も同じです。
私は57人とお見合いをしましたが、相手の恋愛経験を聞いたことは一度もありません。それでも困ったことはありませんでした。会った女性の大半は魅力的な方ばかりで、おそらく恋愛経験もあるのだろうと、やり取りの中で自然に感じていた程度です。
そして、仮に相手に恋愛経験がなかったとしても、私はそれをマイナスには感じません。目の前の相手との時間が楽しいかどうかのほうが、ずっと大事だからです。
言わない代わりに、経験がないなりに全力を尽くす
自分から言わないのは、経験の少なさをごまかすためではありません。言い訳に使わず、経験がないなりに全力を尽くすためです。
経験ではなく、準備で勝負する
経験が少ない男性でも、会う前の準備はいくらでもできます。
- 見た目を整えておく:会った瞬間に判断される部分は、経験に関係なく整えられます。順番は「恋愛経験ゼロの男性が結婚相談所に入る前に整えるべき見た目」にまとめています
- 与えたい印象を決めてから会う:何を話すかは、相手にどう思ってほしいかから逆算します(「お見合いの話題は「与えたい印象」から逆算して選ぶ」)
- 話のネタを先に用意しておく:その場で焦って考えなくて済むようにします。私自身、雑談が苦手なのでこの方法を取っていました(「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」)
- リードする場面を決めておく:店選び、席の確保、次の予定の提案など、事前に決めておけることは多くあります(「「いい人止まり」で交際終了になる男性へ」)
失敗しながら学べばいい
どれだけ準備しても、最初からうまくはいきません。それで構いません。婚活の中で失敗しながら学んでいけばいいのです。
結婚相談所では、お見合いや仮交際の結果がはっきり出ます。一つひとつの結果を次の改善につなげていけば、経験は活動しながら積み上がっていきます。ただし、自分のどこが減点されているかは、自分では気づきにくいものです。経験が少ないうちは、経験のある人に直接見てもらうのが近道です。
もし聞かれたら
私自身は聞かれたことがありませんが、もし相手から聞かれたら、隠す必要はありません。嘘はつかず短く答えて、今の話に戻せば十分です。経験の少なさを理由に理解を求めたり、過去の話を広げたりする必要はありません。
まとめ:過去ではなく、今の振る舞いで勝負する
- 恋愛経験の少なさは、隠す必要はないが、自分から言う必要もない
- 女性にとっては、目の前の男性の立ち振る舞いがすべて。「経験が少ないので」は大目に見てもらう理由にならない
- 過去の恋愛の話は、自分がするのも相手に聞くのもやめる
- 経験の代わりに、見た目・話題・リードの準備で全力を尽くす
- 失敗しながら学べばいい。自分では気づけない減点は、経験のある人に見てもらう
恋愛経験が少ないこと自体が不安な人は、「恋愛経験ゼロでも結婚相談所で成婚できるのか」も読んでみてください。
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