仮交際の2回目以降で失速する理由 会う間隔と比較の中での見え方を見直す

お見合いのあと、無事に仮交際に進めた。1回目のデートも和やかに終わった。それなのに、2回目、3回目と会ううちに返信が遅くなり、やがて相談所から交際終了の連絡が届く。

仮交際でこうした失速を繰り返していると、デートの店選びや会話の内容に原因を探したくなります。ですが私は、2回目以降で終わる原因は、店選びや会話の上手さより、会う間隔と、相手の譲れないポイントを知っているか、比較の中でどう見えているかにあると考えています。

私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、19人と仮交際に進みました。そのうち成婚したのは1人です。残りの18人とは交際終了になり、相手から終了になったのが9人、私から終了したのが9人でした。

この記事では、この経験をもとに、仮交際の2回目以降で失速する理由と、見直すべきことをお伝えします。

仮交際は「誰と真剣交際に進むか」を比べる期間

まず、私が自分から交際を終了した9人のケースからお話しします。

この9人は、相手の女性に問題があったわけではありません。同時に仮交際していたほかの女性と比べて、交際を続けないと決めたケースです。

多くの相談所では、仮交際の段階で複数の相手と並行して会うことができます。私がほかの女性と比べていたのと同じように、女性もあなたをほかの男性と比べています。仮交際は、関係をゆっくり深めていく期間というより、並行して会っている相手の中から、真剣交際に進む1人を選ぶ期間です。

実際、相手から交際終了になった9人のケースで多かったのは、相手の女性がほかの男性と真剣交際に進んだパターンでした。「嫌われた」というより「ほかの男性が先に選ばれた」のです。ほかに、相手の譲れないポイントを外していたと思われるケースもあります。この2つから、見直すべきことを3つに整理しました。

  1. 会う間隔を空けない
  2. 相手の譲れないポイントを早めに知る
  3. 比較の中で選ばれる理由を作る

見直すこと1:会う間隔を空けない

仮交際で私が意識していたことの一つが、会う頻度です。できれば毎週、遅くともなるべく2週間以内には次に会うようにしていました。

特別な理由がないのにこれより間が空いた相手とは、だいたいうまくいきませんでした。

女性が並行して会っている男性がいる中で、自分だけ間隔が空けば、そのあいだにほかの男性とのデートが進みます。比べる材料が少ない男性は、それだけで不利です。間が空くこと自体が、相手に「自分への関心はそれほど高くないのかもしれない」と受け取られることもあると思います。

理想は、デートの終わりに次の日程まで決めておくことです。その場で決めきれなくても、帰ってからなるべく早く「また会いたい」と伝えて、次に会うことを相手に承諾してもらいましょう。一方的に候補日を並べるより先に、次も会うという約束を相手と交わしておくことが大切です。打診を後回しにすると、お互いの予定が埋まり、気づけば3週間後になっていた、ということが起こりがちです。

仕事が忙しくて丸一日空けられないなら、休日のランチだけでも構いません。長いデートを月に1回するより、短くても間を空けずに会うほうが、比較の中では有利です。休日の予定が合わず、次に会うまでの間が空きすぎてしまうときに限っては、平日の夜に食事だけ会うのも手です。出張などで間が空くことが分かっているなら、その理由と次に会える時期を先に伝えておきましょう。

仕事が忙しい中での時間の使い方は「仕事が忙しい男性の婚活スケジュールの組み方」にまとめています。

並行して仮交際している相手が多く、全員と間隔を空けずに会うのが難しいときは、人数を絞ることも必要です。同時に会う人数の上限や優先順位のつけ方は「仮交際の複数交際はどう進めるか」にまとめています。

見直すこと2:相手の譲れないポイントを早めに知る

相手から終了になったケースの中には、相手が譲れないと思っていたポイントを、私が知らないうちに外してしまっていたと思われるものもありました。

結婚相手に求める条件は、プロフィールに書かれていることがすべてではありません。結婚後にどこに住みたいか、仕事をどう続けたいか、家族との距離をどう考えているか。こうした話は、お見合いの1時間では出てこないことがほとんどです。

2回目以降のデートでは、こうした結婚後の暮らしの話を、少しずつ聞いていきましょう。尋問のように質問を並べる必要はありません。休日の過ごし方や今の仕事の話から、自然に広げていけば十分です。

ここで大事なのは、相手の譲れないポイントを知っても、自分を偽って合わせないことです。合わないことが早めに分かれば、それはお互いにとって良い判断材料です。知らないまま外し続けるより、知った上で合うかどうかを考えるほうが、ずっと前に進めます。

見直すこと3:比較の中で選ばれる理由を作る

2回目以降のデートで「楽しかったです」と言われていても、それだけで真剣交際に進めるとは限りません。並行して会っている男性も、同じように楽しい時間を過ごしているかもしれないからです。「感じの良い人」で止まっているうちは、比較の中で選ばれる決め手になりません。

お見合いで相手ごとに「与えたい印象」を決めるのと同じように、仮交際でも、この人と結婚したらどんな生活になるか、この人なら大切にしてくれそうか。相手がそう具体的に想像できる材料を、デートのたびに積み上げていくことが大切です。たとえば、次のようなことです。

  • 前回のデートで聞いた話を覚えておき、その続きを聞く
  • 家事や休日の過ごし方の話を、今の自分の生活と結びつけて話す
  • 相手が行ってみたいと話していた場所を、次のデートの行き先にする

デートの行き先の選び方は「仮交際のデートの店選び」にまとめています。

お見合いでの印象の決め方は「お見合いの話題は『与えたい印象』から逆算して選ぶ」に、仮交際で選ばれる決め手の考え方は「高スペックなのに結婚相談所で断られる男性が見直すべき5つのこと」にまとめています。

「いい人」で止まって交際終了が続く場合は「「いい人止まり」で交際終了になる男性へ」も参考にしてください。

交際終了を引きずってしまうときは「交際終了を引きずってしまう男性へ」も読んでみてください。

3回目のデートまでに、判断はかなり進んでいる

私が成婚した相手とは、3回目のデートの終わりに、相手のほうから真剣交際を打診されました。

一方で、3回目のデートくらいまで順調だった相手が、急に退会していたことが何度かありました。私の推測ですが、並行して会っていた別の男性と成婚したのだと思います。

どちらのケースからも、女性は3回目くらいまでに、誰と真剣交際に進むかをかなり固めているのだと感じています。

もちろん、すべての女性がそうだとは限りません。ただ、仮交際の最初の数回は様子見の期間ではなく、すでに比較が進んでいる期間だと考えておいたほうが、打つ手を間違えずに済みます。

相手の好意をどんなサインで判断していたかは「仮交際の脈あり・脈なしはどう見分けるか」で書いています。

真剣交際を打診されたときの返し方や、進む前に確かめたことは「真剣交際に進むタイミングと伝え方」で書いています。

まとめ:2回目以降は「間隔」と「中身」で比べられている

  • 仮交際は、並行して会っている相手の中から真剣交際に進む1人を選ぶ期間。女性もあなたをほかの男性と比べている
  • 私の場合、相手から終了になった理由で多かったのは、ほかの男性が先に選ばれたこと
  • 会う間隔はできれば毎週、遅くともなるべく2週間以内。次の約束は早めに取りつける
  • 結婚後の暮らしの話から、相手の譲れないポイントを早めに知る。知っても自分を偽らない
  • 「感じの良い人」で止まらず、結婚後の生活や、大切にしてくれる姿を想像できる材料を積み上げる

仮交際で終了が続くと、自分のどこが悪かったのかと考え込んでしまいます。ですが、原因は人柄そのものではなく、会う間隔や、比較の中での見え方にあることも少なくありません。まずはそこから見直してみてください。

仮交際に進む前の段階でつまずいている方は、「お見合いのあと交際に進めない男性が見直すこと」も参考にしてください。

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