結婚相談所に入って半年、1年とたつのに、成婚が見えてこない。申し込みが通らない、お見合いをしても交際に進まない、仮交際まで行っても終わってしまう。つまずく段階は人それぞれでも、同じところで止まったまま時間が過ぎると、「このまま続けて意味があるのか」と考えてしまうと思います。
私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、成婚しました。この記事では、私が半年で成婚できた理由と、それに照らして見えてくる「婚活が長引く男性に多い傾向」をお伝えします。
先にお伝えしておくと、活動期間が長いこと自体は悪いことではありません。問題は期間ではなく、同じやり方のまま時間だけが過ぎていくことです。
私が約半年で成婚できた理由
一番の理由は、ゴールを最初に決めていたこと
一つだけ挙げるなら、どのような状態で結婚するかを、活動を始める時点で明確に決めていたことです。
私が決めていたのは、次の2つです。
- 最低限の条件:子どもを望んでいる人と結婚する
- 選び方:年齢・見た目・収入といった条件が自分にとって一番良い人たちの中から、一番フィーリングが合う人を選ぶ
逆に、それ以外は決めていませんでした。結婚後の働き方や家事の分担にこだわりはなく、相手の条件に細かく線を引くこともしていません。結婚する期限も決めていませんでしたが、年齢が上がるほど不利になると分かっていたので、できるだけ速く動くようにしていました。
ゴールが決まっていると、迷ったときに判断する基準ができます。たとえば申し込みは、自分にとって魅力的だと思う順に送りました。誰に申し込むかで迷う時間がほとんどなかったのは、選び方が先に決まっていたからです。
ゴールの中身は人によって違って構いません。大事なのは、ゆずれない条件と、何を基準に相手を選ぶかが、自分の中ではっきりしていることです。
そのゴールに向けて、できる最大限の努力をした
決めたゴールに向けて、自分にできる最大限の努力をして臨みました。たとえば、次のようなことです。
- プロフィール写真は、自分で探したプロのカメラマンに頼んで撮り直した
- ファッションを婚活向けのテイストに変えた
- お見合いの前に、相手ごとに「どんな印象を与えたいか」を決め、話す内容を準備した
- 雑談が苦手なので、使える話のネタを事前に考えておいた
- 仮交際の相手とは、できれば毎週、遅くともなるべく2週間以内に会うようにした
- 約半年で57人とお見合いをして、打席に立ち続けた
一つひとつは特別なことではありません。ただ、どれも手間やお金がかかるので、後回しにしようと思えばいくらでもできることです。
前提として、何をするべきかが分かっていた
ここは正直にお伝えしておきます。私は婚活を始める時点で、すでに十分な恋愛経験がありました。何をするべきかを正しく理解できていたことが、努力を結果につなげられた大前提です。
ただ、その恋愛経験も最初からあったわけではありません。顔に目立つ傷があり、学生時代は告白3連敗でした。講師から指導を受けて基礎を身につけたからこそ、婚活では誰の指導も受けずに進められました。この経緯は「婚活は独学で十分か」で書いています。
大前提といっても、必要なのは恋愛経験の多さそのものではなく、何をするべきかが分かっていることです。私はそれを恋愛経験と指導で身につけましたが、恋愛の力は後からでも身につけられます。経験が少ないうちは、教わることで補うのが近道です。経験の少なさをどう扱うかは「恋愛経験の少なさは婚活で伝えるべきか」でも書いています。
つまり、私が半年で成婚できたのは「ゴールを決めた」「最大限の努力をした」「何をするべきかが分かっていた」の3つがそろっていたからです。そして、婚活が長引く男性に多い傾向は、この3つに沿って整理できます。
婚活が長引く男性に多い7つの傾向
パターンはいろいろありますが、恋愛講師として指導してきた経験や、見聞きしてきた範囲で、うまくいかない状態が長引く男性に多いと感じるのは次の7つです(婚活の指導をしてきたわけではないので、恋愛での指導経験からの見方です)。
- 結婚に対する意思が弱い
- 行動が遅い
- うまくいかないことを、女性や他人や環境のせいにする
- 改善が必要なことに取り組まない
- うまくいかないのに、一人で解決しようとする
- 他人からのアドバイスを受け入れない
- 理想と自分の実力がともなっていないのに、修正しない
ここからは、先ほどの3つに沿って見ていきます。
ゴールが定まっていないか、実力とずれている(1・7)
結婚に対する意思が弱いと、ゴールがないまま活動することになります。「いい人がいれば」という受け身になり、申し込みの数は伸びず、仮交際でも決め手がないまま時間が過ぎていきます。私自身も、もしゴールを決めていなかったら、迷って行動できずに活動が長引いていたと思います。相談所の女性は費用を払って本気で活動しているので、男性側の迷いは相手にも伝わりやすいと思います。
反対に、ゴールははっきりしていても、それが今の実力とずれていれば長引きます。理想の相手と自分の実力が離れているのに、どちらも修正しない状態です。申し込みが通らない、通っても仮交際で終わる。この結果が続くなら、今の自分の実力では届きにくい相手を狙っている可能性があります。
理想を下げるしかない、ということではありません。相手の条件を見直すか、自分の見た目や振る舞いを上げてその相手に届くようにするか、どちらかを選べます。私も、ある水準から上の女性にはなかなか申し込みが通りませんでしたが、足りなかった写真を撮り直して埋めたことで通るようになりました。私は、同じ水準の相手に10〜20人ほど申し込んで1件も通らなければ、そこは今のままでは届かないと判断していました(件数は人によって変わります)。申し込みの見直し方は「お見合いの申し込みが通らない男性がまず見直すこと」で書いています。
努力の量と向きが足りない(2・3・4)
行動が遅いと、それだけで結果は遠のきます。申し込みが少ない、仮交際の次のデートを2週間を超えて空けてしまう。仮交際では女性もほかの男性と並行して会っているので、間が空くほど比較の中で不利になります。会う間隔については「仮交際の2回目以降で失速する理由」で書いています。
努力の向きを外してしまうのが、原因を外に置くことです。お断りが続くと、「相談所の女性は理想が高すぎる」と考えたくなります。気持ちは分かりますが、原因を女性や他人や環境に置くと、自分が変えられることが何も残らず、改善に取り組む理由もなくなります。相談所の女性のレベルについての考え方は「マッチングアプリで結婚まで進めない男性へ」で書いています。
そして、改善が必要だと分かっていて取り組まないことです。見た目を整える、プロフィール写真を撮り直す、話のネタを準備する。先ほど挙げた私の努力と同じで、どれも手間がかかるので後回しにしたくなります。ですが、同じ状態のまま活動を続けても、結果は大きくは変わりません。何から手をつけるかは「恋愛経験ゼロの男性が結婚相談所に入る前に整えるべき見た目」や「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」を参考にしてください。
何をするべきか分からないまま、自分だけで進めている(5・6)
3つ目の前提、「何をするべきかが分かっている」が欠けているパターンです。私も、何をするべきかは人に教わって身につけました。
原因を自分に置いていても、一人で解決しようとして長引くことがあります。恋愛経験が少ないうちは、自分の何が減点されているのかを自分で見つけるのが難しいからです。私が婚活を一人で進められたのは、先に教わって何をするべきか分かっていたからです。それがまだないなら、経験のある人の目を借りるほうが早いと思います。
そして、せっかく仲人やまわりの人から助言をもらっても、受け入れなければ何も変わりません。耳の痛い指摘ほど、自分では気づけていなかった部分であることが多いです。全部をそのまま実行する必要はありませんが、まず一度は試してみて、結果を見てから判断することをおすすめします。
なお、担当の仲人さんが見た目や振る舞いまで踏み込んでくれず物足りないと感じるなら、別の指導役を探すことも考えてください。ただし、耳の痛いことを言われたから替える、というのは6に当たります。
自分がどれに当てはまるかを確かめる
7つすべてを一度に直す必要はありません。まずは、次の質問で自分がどこに当てはまりそうかを確かめてください。
- ゆずれない条件と、何を基準に相手を選ぶかを、言葉にできるか(1)
- 申し込みが通る相手の水準と、自分が狙っている水準が合っているか(7)
- この1か月、申し込みやデートを自分で決めた数のとおりに動けたか(2)
- 直近のお断りについて、自分の側の原因を一つでも挙げられるか(3)
- 改善が必要だと分かっていて、手をつけていないことはないか(4)
- 自分の課題を誰かに見てもらったか。言われたことを一度は試したか(5・6)
答えに詰まるものがあれば、そこが一番の見直しポイントです。一つ変えて、次の結果を見る。お断りの理由を仮説にして次で一つ変える考え方は「恋愛経験ゼロでも結婚相談所で成婚できるのか」でも書いています。
まとめ:期間ではなく、やり方を見直す
- 私が約半年で成婚できたのは、どのような状態で結婚するかを最初に決め、そこに向けて最大限の努力をしたから。その前提として、何をするべきかが分かっていた
- 婚活が長引く男性に多い7つの傾向は、この3つに沿って整理できる
- ゴールが実力とずれているなら、相手の条件を見直すか、自分の実力を上げるか、どちらかを選んで修正する
- 何をするべきか分からないなら、一人で抱えず、経験のある人の目を借りる
婚活が長引いているのは、あなたに結婚する力がないからではなく、今のやり方のどこかに見直す点が残っているからだと思います。どこを変えるかが分かれば、次の半年は違うものになりえます。
長引いている原因、一緒に整理します
どれに当てはまるかは見当がついたものの、何から変えるかを決めきれない方には、LINEで有料のオンライン個別相談(45分)を受け付けています。オンラインでは、お見合いやデートでの振る舞いまでは見ることができません。これまでの活動の経過をお聞きして、長引いている原因として考えられることと、次に変えることを一緒に整理します。顔を出していただければ、見た目についても具体的にお伝えできます。
まだ結婚するかどうか自体に迷いがある方は、まず、ゆずれない条件と、何を基準に相手を選ぶかを自分で書き出してみてください。
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