マッチングアプリで婚活を続けているものの、なかなか結婚に近づかない。結婚相談所も気になるけれど、お金がかかるし、アプリでもいつか出会えるのではないか。そう迷っている男性は多いと思います。
私は若い頃からマッチングアプリを使い続けてきました。アプリ経由で実際に会った女性は100人以上です。それでも結婚を目的に動くと決めたとき、選んだのは結婚相談所でした。そして約半年で成婚しました。
この記事では、アプリと相談所の両方を使った経験と、恋愛講師として指導してきた経験から、アプリから相談所へ移るべきかの判断基準をお話しします。
私がアプリではなく結婚相談所を選んだ3つの理由
アプリと相談所は、どちらも異性と出会う場です。ただ、使ってみると両者は別の競技だと感じました。私が結婚相談所を選んだ理由は3つあります。
1. 「結婚」が男性側の強みになる
一般に、結婚に対しては女性のほうが積極的です。アプリでは、結婚の話を最初から出すと重く受け取られることがあります。相談所では、全員が結婚を前提に参加しています。
つまり相談所では、最初から「結婚する意思がある」というカードを切った状態で出会えます。真剣に結婚を考えている男性にとって、これは大きなアドバンテージです。アプリで出会うより、男性側が有利に進められる場面が確実に増えます。
2. 女性の本気度が違う
相談所の女性は、入会金や月会費を払って参加しています。結婚に向けた本気度は、アプリとは比べものになりません。
アプリは選択肢が多く、気軽に始めて気軽にやめられる場です。結婚する気のない男性も多く参加しています。その結果、男性側から見ると、突然連絡が途切れるといった理不尽に感じる経験が増えがちです。100人以上と会ってきた中で、私もそうした経験を数えきれないほどしました。相談所でも、交際が途中で終わることはあります。私も3回目のデートくらいまで順調だった相手が、急に退会していたことが何度かありました。それでも、お互いが結婚に向けてお金と時間をかけている分、気まぐれで振り回される消耗はアプリよりずっと少なかったと感じています。
分かりやすいのがドタキャンです。アプリでは、当日になって気分が乗らなくなったという理由で約束をキャンセルされることがよくあります。一方、結婚相談所では、多くの相談所や連盟が規約で直前キャンセルにペナルティを定めています(条件や金額は相談所によって異なります)。私は約半年で60人近くとお見合いをしましたが、ドタキャンされたことは一度もありませんでした。
3. 多面的に勝負できる
アプリでは、写真とやり取りの印象で会うかどうかが決まり、会ってからもルックスやトーク力といった恋愛の要素が強く評価されます。
相談所でも、入口が写真とプロフィールなのは同じです。違うのは、相手が結婚生活を前提に、経済力や仕事の安定、家事への参加姿勢まで判断材料にしてくれる点です。恋愛のスキルだけで勝負しなくていいので、アプリより多面的に戦えます。
もちろん、相談所でも見た目や会話は大事です。ここをおろそかにしていい、という意味ではありません。整え方は「恋愛経験ゼロの男性が結婚相談所に入る前に整えるべき見た目」と「会話術を磨いても成果が出ない男性が見直すべきこと」で書いています。ただ、評価の軸が増えるぶん、恋愛経験が少ない男性でも勝ち筋を作りやすいのが相談所です。
アプリのままでいい男性、相談所に移るべき男性
では、全員が相談所に移るべきかというと、そうではありません。指導してきた経験から、判断基準ははっきりしています。
アプリのままでいいのは、アプリのトップ層と戦える男性
アプリには、非常に魅力的な女性もいます。この層の女性は、アプリの中でも多くの男性から選ばれる立場です。
その層と対等に戦えるだけのルックスとトーク力があり、恋愛を楽しむことが目的なら、アプリを続ける価値はあります。ただ正直に言えば、そういう男性はそもそも女性に困っていません。そして結婚が目的なら、アプリで困っていない男性でも相談所のほうが近道になることがあります。私自身、アプリでの出会いには困っていませんでしたが、結婚を決めたときは相談所を選び、約半年で成婚しました。
また、「相談所には魅力的な女性が少ないのでは」と心配する必要もありません。相談所にも、トップ層にはかなりハイレベルな女性が登録しています。普通の男性にとって、相談所の女性のレベルが足りないことが問題になることはまずありません。うまくいかないとすれば、たいていはハイレベルな女性に選ばれない自分の側の問題です。
それ以外の男性は、少なくとも相談所を見ておくべき
結婚が目的なら、それ以外の男性は少なくとも相談所を一度見ておくことをおすすめします。理由は先ほどの通りで、相談所では「結婚」というカードで最初から有利に立てるからです。
特に、次に当てはまる男性は相談所のほうが向いています。
- アプリで会えても、2回目以降に続かない
- 写真やメッセージの段階で埋もれている
- 仕事の安定や経済力など、恋愛以外の強みがある
- 連絡が突然途切れる経験に疲れている
アプリで消耗している男性ほど、競技を変えるだけで結果が変わることがあります。高スペックなのに相談所でも断られる場合は、「高スペックなのに結婚相談所で断られる男性が見直すべき5つのこと」も参考にしてください。
移るか迷っている男性が今日からできること
相談所の説明会や無料相談で「チラ見」する
いきなり入会を決める必要はありません。まずは説明会や無料相談で、どんな女性がいて、自分がどう評価されそうかを聞いてみてください。アプリとの違いは、実際に話を聞くとよく分かります。費用は相談所によって大きく違うので、総額もこの場で確認しておくと安心です。費用の内訳と考え方は「結婚相談所の費用は高いのか」にまとめています。相談所を選ぶときに何を確認するかは「男性目線の結婚相談所の選び方」にまとめています。
アプリの結果を棚卸しする
これまでアプリで何人と会い、何人と2回目以降に進めたかを振り返ってみてください。どの段階で止まっているかが分かれば、相談所でまず何を整えるべきかも見えてきます。
自分の弱点の洗い出し方は「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」で書いています。
入るなら、最初の写真とプロフィールに力を入れる
相談所では、写真とプロフィールで申し込みが通るかが決まります。ここで出遅れると、どれだけ本気でも会うところまで進めません。詳しくは「結婚相談所のプロフィール写真で、男性が見落としている3つのこと」と「お見合いの申し込みが通らない男性がまず見直すこと」で解説しています。
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まとめ
- アプリと相談所は、評価される軸が違う別の競技
- 相談所では「結婚する意思」が男性側の強みになる
- 相談所の女性は本気度が高く、突然連絡が途切れるような消耗が少ない
- アプリはルックスとトーク中心、相談所は経済力や家事への姿勢も含めて多面的に評価される
- 恋愛が目的でアプリのトップ層と戦えるならアプリもあり。結婚が目的なら、少なくとも相談所を一度見ておくべき
アプリで結果が出ないのは、あなたに魅力がないからとは限りません。勝てる場所を選ぶことも、婚活の立派な戦略です。

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