仮交際で何回かデートを重ねると、そろそろ手をつないだほうがいいのか、と考え始める男性は多いと思います。ほかの男性はもうつないでいるのではないか。つながないと、ただの「いい人」で終わってしまうのではないか。逆に、手を出して嫌がられたらどうしよう、と迷って何もできないまま解散してしまう。
私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、そのうち19人と仮交際に進みました。この記事では、仮交際の間に手をつないでいたか、スキンシップについてどう考えていたかをお伝えします。
結論から言うと、仮交際で頑張って手をつなぐ必要はありません。考えるのは、真剣交際に進む手前くらいで十分です。
仮交際中、私は一度も手をつながなかった
私は仮交際中に、相手と手をつないだことは一度もありません。
相談所のルールで禁止されていたからではありません。仮交際の間は、手をつなぐことも含めて、相手に触れることを自分の基準として意識して避けていました。
それでも、成婚した相手からは3回目のデートの終わりに、相手のほうから真剣交際を打診してもらえました。仮交際で手をつながなくても、真剣交際に進むことはできます(「真剣交際に進むタイミングと伝え方」)。
スキンシップは、失敗したときのマイナスが大きい
スキンシップそのものは、短い時間で距離を縮める有効な手段です。それでも婚活ではあまり勧めないのは、ミスしたときのマイナスが大きいからです。
仮交際では、女性もほかの男性と並行して会いながら、誰と真剣交際に進むかを考えています。まだ気持ちが固まっていない段階で手を握られると、うれしいより先に「この人は距離の詰め方が早い」「ほかの場面でも、こちらの気持ちより自分のペースを優先する人なのでは」と感じさせてしまうことがあります。一度そう思われると、そこから信頼を取り戻すのは簡単ではありません。
私は婚活の前の恋愛で、早すぎるスキンシップで相手に不信感を与えてしまった経験が何度もあります。その反省から、婚活ではここで勝負しないと決めていました。仮交際の間は避け、真剣交際に入ってから距離を縮めるようにした結果、婚活中にスキンシップで相手に引かれたことは一度もありません。
うまくいけば少し距離が縮まる。失敗すれば、それまで積み上げた印象を一度に失う。この差を考えると、仮交際の段階で無理に手をつなぐ理由はないと私は考えています。
手をつながないことで「いい人止まり」になるわけではない
手をつながないと、男性として見てもらえないのではないか、と心配になるかもしれません。
ですが、関係が深まらない原因は、手をつないでいないことではないことがほとんどです。私自身、あと一歩関係が深まらないと感じた交際では、たいてい男性としての魅力を伝えきれていないか、魅力そのものが足りていないことが原因だったと思います。
男性としての魅力は、エスコートや会話のリード、次の行き先を自分から提案するといった、デートの中の細かい行動の積み上げで伝わるものです(「「いい人止まり」で交際終了になる男性へ」)。そこが足りないまま手をつないでも、相手の気持ちは追いつきません。好意を言葉で強く伝えるのと同じで、かえって負担に感じさせてしまいます(「仮交際で好意はどこまで伝えるべきか」)。
手をつなぐことを考えるのは、真剣交際の手前
では、いつ手をつなぐことを考えればいいのか。私は、真剣交際に進む直前くらいでいいと考えています。
私自身は、仮交際中は手をつながず、真剣交際に入ってから手をつなぐようになりました。真剣交際に入れば、恋人と同じように距離を縮めていくことになります。そのときに手もつなげないようでは、成婚まで進むのは難しいでしょう。ですから、真剣交際に進みたい相手がいて、相手もこちらに好意を持ってくれていると感じられる段階なら、その手前で手をつなぐくらいはしても構わないと考えています。無理につなぐ必要はありませんが、真剣交際に入ったら距離を縮めるつもりで、心の準備はしておいてください。
相手の好意は、次のデートがすぐ決まる、連絡の頻度が高い、といった行動に表れます(「仮交際の脈あり・脈なしはどう見分けるか」)。こうしたサインがそろっていないうちに手をつなごうとするのは、順番が逆です。
真剣交際に入ったら、恋人らしい距離に縮める
真剣交際に入ってからは、私も手をつないだり、ハグをしたりと、恋人らしいスキンシップが増えました。
仮交際のころと同じ距離感のままでは、相手は「この人は本当に私のことを好きなのだろうか」と不安になります。仮交際で距離を詰めなかったのは、まだ気持ちが固まっていない相手に負担をかけないためでした。真剣交際で距離を縮めるのは、相手を不安にさせないためです。どちらも、相手の気持ちの段階に合わせているだけです。
もちろん、真剣交際に入ってからも、相手の反応を見ながら少しずつ進めることが前提です。また、多くの相談所では成婚退会までの婚前交渉や宿泊を伴う旅行を禁止しています。所属している相談所のルールは、担当の仲人さんに確認しておきましょう。真剣交際での進め方は「真剣交際でつまずく男性へ」にまとめています。
まとめ:仮交際は無理につながず、真剣交際の手前で考える
- 私は仮交際中に一度も手をつながなかった。相談所のルールではなく、自分の基準として避けていた。それでも真剣交際に進めた
- スキンシップは距離を縮める有効な手段だが、失敗したときのマイナスが大きい。仮交際では無理に勝負しなくていい
- 関係が深まらない原因は、手をつないでいないことではなく、男性としての魅力が伝わっていないことが多い
- 手をつなぐのは、真剣交際の手前まで待っていい。相手の好意のサインがそろっていれば、その段階でつなぐのは構わない。私自身は真剣交際に入ってからつないだ
- 真剣交際に入ったら、相手の反応を見ながら恋人らしい距離に縮める
仮交際で力を使うべきなのは、手をつなぐことより、デートの中で「この人とまた会いたい」と思ってもらうことです。距離を縮めるのは、相手の気持ちが追いついてからで遅くありません。
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