結婚観(子ども・仕事・住む場所)はいつどう聞くか 譲れない条件はお見合いから、相手の不安を消す形で聞く

子どもは欲しいか。結婚後も仕事を続けたいか。どこに住みたいか。結婚相談所での婚活では、いずれ必ず確かめることになる話です。

ただ、いつ、どう聞けばいいかは迷うところだと思います。お見合いで聞くのは早すぎないか。重い質問だと思われないか。聞いた結果、合わないと分かったらどうするか。

私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして成婚しました。この記事では、私が結婚観の話をいつ、どう聞いていたかをお伝えします。

私はお見合いの時点から聞いていた

私は、子ども・仕事・住む場所といった結婚観の話を、お見合いの時点から聞くようにしていました。

理由は2つあります。

1つは、自分の条件が相手にとってメリットになるものだったからです。私は「専業主婦でも構わない」という考えでした。これは相手にとってプラスに働く条件なので、早めに伝えたほうが得だと考えていました。

もう1つは、お互いにとって譲れない条件なら、早めに確かめておくべきだと考えていたからです。私にとって最低限の条件は「子どもを望んでいる人と結婚する」ことでした(「婚活が長引く男性が見直すこと」)。ここが合わない相手と何度デートを重ねても、最後には結婚できません。

一方で、自分に不利な条件は、相手に魅力を感じてもらってから伝えるという作戦もあります(その場合も、真剣交際に進む前には必ず伝えてください)。なので、いつ聞くべきかは一概には言えません。それでも、譲れない条件であるほど、早めに確かめておくほうがお互いのためだと私は考えています。

聞き方:まず相手の考えを聞き、自分の考えで不安を消す

聞き方で私が意識していたのは、相手の考えを先に聞き、そのあとに自分の考えを伝えて、相手の不安を消す形にすることです。

実際には、次のような聞き方をしていました。

子どもについて

「子どもはどう考えていますか?」と聞いて、まず相手の考えを話してもらいます。そのうえで、私の考えをこう伝えていました。

「授かりものなので、どうなるかは分かりません。もし授かれなくても、一緒にいたいと思える方と出会えたら嬉しいなと思っています」

子どもを望んでいても、授かれるかどうかは誰にも分かりません。そこに不安を感じている女性もいます。望んでいることは確かめつつ、授かれなかったときに相手が責められるような空気にはしない。そういう伝え方を心がけていました。

仕事について

「仕事について、希望はありますか? 私は専業主婦でも構わないと考えていますが、最近はキャリアを大事にしたい方もいるので、その場合は私が家事や育児にも全力で取り組むつもりです」

働き続けたい女性にとっても、仕事を辞めたい女性にとっても、どちらの答えでも受け止めるつもりがあることが伝わります。

住む場所について

「住む場所について、希望はありますか? 私は職場が◯◯駅なので、電車で◯分以内くらいなら比較的合わせられます」

自分が動ける範囲を先に示しておくと、相手は自分の希望を言いやすくなります。

相手にとってのメリットがあるなら、それを添える

3つに共通しているのは、相手にとってメリットになる提示ができるなら、それを添えて、相手の不安を消す形に持っていくことです。

結婚観の質問が重く感じられるのは、相手が「答え次第で判定される」と身構えるからです。質問だけを投げるのではなく、自分の考えをセットで伝えれば、面接ではなく、2人で結婚後の暮らしを話す時間になります。

ただし、ここで伝える条件は事実でなければいけません。相手に合わせたくて、自分にできないことを言うのは逆効果です。結婚してから「話が違う」となるほうが、相手を深く傷つけます。自分が本当に提示できることだけを伝えてください。

合わないと分かったら、早めに区切る

聞いた結果、結婚観が合わないと分かったこともあります。

たとえば、相手の親との同居を望んでいた方がいました。また、働き方も家事の分担も相手に合わせるつもりでしたが、専業主婦で、家事や育児の多くも私が担うという組み合わせを望む方とは、考えが合いませんでした。どちらも、相手が悪いという話ではありません。私の考えと合わなかったということです。

どちらもお見合いの時点で聞けていたので、交際には進まず、その後のデートを重ねずに済みました。もし聞かずに仮交際に進んでいたら、何回かデートを重ねたあとで同じ結論になっていたはずです。お互いの時間を無駄にせずに済んだという意味で、早めに聞いてよかったと思っています。

細かい話は仮交際で、最終確認は真剣交際の前に

お見合いで聞けるのは、あくまで大枠です。お見合いの1時間で、相手の希望がすべて出てくるわけではありません。

細かい希望は、仮交際のデートの中で少しずつ聞いていきましょう。家族との距離や、休日の過ごし方といった話は、関係が深まってからのほうが自然に出てきます(「仮交際の2回目以降で失速する理由」)。

そして、真剣交際に進む前には、住む場所・仕事・子ども・結婚式・譲れないポイントを改めて確かめました。お見合いで大枠は聞いていたので、この場は改めての確認という位置づけでした。そのときの話は「真剣交際に進むタイミングと伝え方」で書いています。

まとめ:譲れない条件は早めに、相手の不安を消す形で聞く

  • 子ども・仕事・住む場所は、譲れない条件であるほど早めに確かめる。私はお見合いの時点から聞いていた
  • 自分に不利な条件を後から伝える作戦もあるので、いつ聞くかは一概には言えない
  • 聞くときは、まず相手の考えを聞き、そのあと自分の考えを伝えて相手の不安を消す
  • 相手にとってメリットになる提示ができるなら、それを添える。ただし、自分が本当にできることだけ
  • 合わないと分かったら、早めに区切る。お互いの時間を無駄にせずに済む
  • 細かい希望は仮交際で少しずつ聞き、真剣交際の前に改めて確かめる

結婚観の話は、相手を一方的に判定するための質問ではありません。お互いが合うかを確かめて、安心して次に進むための話です。

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