仮交際のデートの店選び 相手が「行きたい」と思える場所を、回ごとに変えて選ぶ

お見合いのあと、仮交際に進めた。次はデートに誘う番ですが、どこに行けばいいのかが分からない。カフェでいいのか、食事に誘うべきか、予算はどのくらいか。デートの経験が少ない男性ほど、店選びで手が止まりやすいと思います。

私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、19人と仮交際に進み、そのうち1人と成婚しました。仮交際は複数の女性と並行して進めていたので、デートの店選びはかなりの回数こなしています。

この記事では、仮交際のデートの店をどう選んでいたかと、選ぶ前に考えておきたいことをお伝えします。先に結論を言うと、次の3つです。

  1. 相手が「行きたい」と感じる場所を選ぶ
  2. 1〜3回目は、内容が被らないようにする
  3. 予算を決めて、続けられる範囲で選ぶ

1と2は私が毎回意識していたこと、3は、私自身がデート代の負担に苦しんだので、先に伝えておきたいことです。

店選びだけで、真剣交際が決まるわけではない

最初にお伝えしておきたいのは、店選びは仮交際の決め手そのものではない、ということです。

仮交際の2回目以降で終わってしまう原因は、店選びより、会う間隔や、比較の中での見え方にあると私は考えています(「仮交際の2回目以降で失速する理由」)。いい店を選んでも、間が空けばほかの男性とのデートが先に進みますし、「感じの良い人」で止まっていれば選ばれません。

それでも、店選びに手を抜いていいわけではありません。仮交際は、相手がほかの男性と比べながら進む期間です。どこに連れて行ってもらったかは、そのまま比べられる材料の一つになります。行き先を自分で考えて提案することは、それだけで頼れる印象にもつながります(「「いい人止まり」で交際終了になる男性へ」)。店選びは、それだけで勝てるものではありませんが、比較の中で積み上げる材料の一つです。

選び方1:相手が「行きたい」と感じる場所を選ぶ

私が店を選ぶときに、まず考えていたのは、相手の女性が行きたいと感じるかどうかです。

デートに慣れていない男性ほど、自分が知っている店や、自分が行きたい店を選びがちです。ですが、デートの店選びで考えるべきなのは、相手が誘われたときに「行ってみたい」と思えるかどうかです。誘いに乗ってもらいやすくなるだけでなく、当日も楽しみにして来てもらいやすくなります。

相手が行きたい場所を知る手がかりは、それまでの会話の中にあります。お見合いやデートで「最近行ってよかったお店」「気になっているけれど、まだ行けていない場所」の話をしておくと、相手の好みが見えてきます(「お見合いの話題は「与えたい印象」から逆算して選ぶ」)。相手が行ってみたいと話していた場所を次のデートの行き先にすれば、誘いも自然です。

私は、相談所のプロフィールやお見合いでの会話を参考にして候補を考え、最終的には3つほどの候補を相手に見せて、一緒に選んでいました。まだ相手の好みがよく分からない1回目でも、プロフィールの趣味や休日の過ごし方の欄、お見合いで出た話から、ある程度の見当はつけられます。そこから候補を絞って選んでもらえば、相手の好みから大きく外れにくくなります。行き先を自分で考えて提案していることも、それで伝わります。

LINEのやりとりも使えます。たとえば、おいしかったスイーツの写真を送って、相手が甘いものが好きだと分かれば、そのお店を次のデートに提案できます(「仮交際中のLINEは頻度と内容をどう考えるか」)。

選び方2:1〜3回目は、内容が被らないようにする

もう一つ意識していたのが、デートごとに内容を変えることです。

相手の好みを手がかりに店を選びつつ、デートの形(お茶・アフタヌーンティー・食事など)が前回と被らないようにする、という順番です。たとえば、次のような組み立てです。

  • 1回目:おしゃれなカフェ
  • 2回目:アフタヌーンティー
  • 3回目:おしゃれなディナー

3回ともカフェにすると、相手は飽きてしまいます。毎回同じようなデートだと、印象にも残りにくくなります。同じ「お茶をする」でも、カフェとアフタヌーンティーでは、楽しみ方がまったく違います。回ごとに違う体験を用意することで、「この人と会うと毎回楽しい」と感じてもらいやすくなります。

1〜3回目の行き先に力を入れる理由もあります。振り返ると、女性は3回目のデートくらいまでに、誰と真剣交際に進むかをかなり固めていると感じるからです。私が成婚した相手からも、3回目のデートの終わりに真剣交際を打診されました(「仮交際の2回目以降で失速する理由」)。最初の3回は様子見ではなく、比べられている期間だと考えて、行き先を選んでください。

内容を被らせないためには、相手ごとにどこへ行ったかを覚えておく必要があります。何人かと並行して会っていると、誰とどこへ行ったかは意外と混ざります。デートの記録をつけておくと安心です。記録に何を書いておくかは「仮交際の複数交際はどう進めるか」で書いています。

選び方3:予算を決めて、続けられる範囲で選ぶ

デートの予算は状況によって変わりますが、私は1人5,000円〜1万円ほどの店を選ぶことが多く、1回のデートで1〜2万円使っていました。

1回だけならそれほどでもないかもしれません。ですが、私は仮交際の相手とは、できれば毎週、遅くともなるべく2週間以内に会うようにしていました。そのうえ並行して何人かと会っていると、デート代は一気に膨らみます。私も仮交際の相手が4〜5人いた時期は、毎月のデート代がかなりの金額になり、歯を食いしばって払っていました。

特に、年下の女性とのデートでは、相手と同年代の若い男性がなかなか連れて行けないような、質の高い店を選んでいました。若いライバルと比べられても見劣りしないためです。その分、負担はさらに大きくなります。年下の女性を目指すときのお金と労力の考え方は「30代後半からの婚活で意識すること」で書いています。

だからこそ、予算は先に決めておいてください。1回あたりにいくら使えるか、月にいくらまでなら払い続けられるか。そこから、同時に仮交際する人数や店の価格帯を考えます。最初のデートだけ背伸びをして、あとが続かなくなるのが一番もったいない形です。会う間隔を空けないことのほうが大事なので、忙しくて長い時間が取れないときは、休日のランチだけでも構いません(「仮交際の2回目以降で失速する理由」)。休日の時間の使い方は「仕事が忙しい男性の婚活スケジュールの組み方」にまとめています。

まとめ:相手目線で選び、回ごとに変え、続けられる予算で

  • 店選びだけで真剣交際が決まるわけではない。ただ、仮交際は比べられる期間なので、行き先も比べられる材料の一つになる
  • 店は、自分が行きたい店ではなく、相手が「行きたい」と感じる場所を選ぶ。手がかりは、プロフィールや、お見合い・デート・LINEでの会話の中にある。候補を3つほど出して一緒に選ぶ
  • 1〜3回目は内容が被らないようにする。たとえば、カフェ、アフタヌーンティー、ディナーのように変えていく。3回ともカフェは飽きられる
  • 予算は先に決める。私は1人5,000円〜1万円ほど、1回1〜2万円。並行して何人かと会うと負担は大きくなるので、続けられる範囲で選ぶ

店選びは、相手のことを考えて準備した分だけ、当日の楽しさとして返ってきます。店を整えても会話が続かないと感じる方は、「会話術を磨いても成果が出ない男性が見直すべきこと」も参考にしてください。

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