真剣交際が順調に進んでいる。そろそろプロポーズを考えたい。でも、いつ、どこで、何を準備すればいいのか分からない。指輪は用意しておくべきか。断られたらどうしよう。相談所への報告は、プロポーズの前と後のどちらなのか。
私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、19人と仮交際に進み、そのうち1人と真剣交際を経て成婚しました。プロポーズは真剣交際に入って2か月ほどたったころです。指輪は事前に2人で選びに行き、当日は夜景のきれいな場所で、バラを100本渡しました。
この記事では、私がプロポーズまでにやったことをもとに、プロポーズの前に済ませておくことと、当日の考え方をお伝えします。
プロポーズは「返事を聞く場」ではない
最初に、プロポーズをどう捉えるかをはっきりさせておきます。
多くの相談所では、真剣交際は結婚を前提に1人に絞って交際する段階です。私は真剣交際を「何もなければこの人と結婚する」と決めることと同じだと考えていました(「真剣交際に進むタイミングと伝え方」)。真剣交際のあいだに結婚後の生活について話し合い、お互いに結婚の意思を確かめていれば、プロポーズの時点で結婚するかどうかはほぼ決まっています。
私の場合も、プロポーズの前に結婚することはお互いに承諾していました。プロポーズは「結婚してくれますか」と答えを聞く場ではなく、2人の思い出に残るイベントとして、サプライズで行いました。
プロポーズの場で初めて相手の答えが分かる状態だと、お互いにとって負担が大きくなります。相談所の婚活では、結婚するかどうかの確認はプロポーズより前に済ませておくほうが安心です。
プロポーズまでにやること
1. 結婚後の生活の話を済ませておく
まずは、結婚の土台になる話です。どこに住むか、お金をどうするか、お互いの仕事をどうするか。私は真剣交際に入ってから、住む場所・お金・仕事の話を最初に済ませ、親への挨拶もプロポーズの前に行いました(「真剣交際でつまずく男性へ」)。
こうした話が済んでいないうちにプロポーズをすると、相手は嬉しさより先に「この人とどんな生活になるのか」という不安を抱えたまま返事をすることになります。プロポーズの前に、相手が結婚後の生活を具体的に思い描ける状態にしておきましょう。
2. 結婚の意思をお互いに確かめておく
結婚の意思を確かめる、というと、改まった場で「結婚してくれますか」と聞く場面を想像するかもしれません。私の場合は、真剣交際に進むときに、「真剣交際は何もなければ結婚すると決めることと同じだと考えている」と伝え、確認したいことを確認してから進みました。そのため、真剣交際に入った時点で、ほぼ結婚を承諾し合ったような状態でした。そこから先は「結婚するかどうか」ではなく、入籍日をいつにするか、親への挨拶をいつにするかといった日程の話をしていました。
入籍日や親への挨拶の話を出したとき、相手が前向きに乗ってきてくれるなら、結婚の意思はほぼ確かめられていると考えてよいでしょう。反対に、話をはぐらかされたり、返事を先延ばしにされたりするなら、プロポーズより先に相手の気持ちを聞いておきましょう。まだ結婚の話をはっきりしていないなら、日程の話より先に、「あなたと結婚したいと思っている」と自分の気持ちを言葉にして伝えてください。相手の気持ちを確かめるのが怖くて、確認を先延ばしにしたくなるかもしれません。ですが、プロポーズの成否を当日の演出に賭けるのは、相手にとっても負担です。
プロポーズの時期は、交際期間の長さより、結婚後の生活の話が済み、結婚の意思を確かめ合えたかで考えてください。私の場合は、生活の話と親への挨拶を済ませたあと、真剣交際に入って2か月ほどのころにプロポーズしました。なお、真剣交際の期間に目安を設けている相談所もあります。
3. 指輪をどうするか決めておく
指輪は、私は事前に2人で選びに行きました。
婚約指輪を男性が1人で選んでサプライズで渡す形もありますが、好みやサイズが合わないリスクがあります。一緒に選びに行けば、相手が本当に気に入ったものを贈れます。サプライズにしたい気持ちがあるなら、指輪は一緒に選び、プロポーズの場所や演出のほうをサプライズにする、という分け方もできます。
指輪を贈るかどうか、どんなものにするかは、相手の考えもあります。ここも、プロポーズの前に話しておけることです。
4. 当日の演出は「相手が喜ぶか」で決める
私は夜景のきれいな場所を選んで、バラを100本渡しました。結婚することはお互いに分かっていたので、当日の目的は「答えをもらうこと」ではなく「2人の思い出を作ること」でした。
演出は、豪華であればいいわけではありません。人前で注目されるのが苦手な女性に、レストランで大勢の前でプロポーズをすれば、思い出どころか負担になります。相手がどんな場面を喜ぶ人か、これまでのデートでの反応を思い出して決めてください。
また、サプライズが成り立つのは、結婚の合意ができているからです。合意がないままのサプライズは、相手に「断りにくい場で答えを迫られた」と感じさせることがあります。
5. 相談所のルールを確認しておく
結婚相談所では、どの時点を「成婚」とするか、成婚退会の手続きをいつ行うかが相談所ごとに違います。プロポーズと成婚退会の順番や、成婚退会までに守るべきルールは、所属している相談所に確認しておきましょう。
私は相談所を、アドバイスをもらう場というより、相談所に登録している女性と出会うための場として使っていました。そのためプロポーズについて仲人さんに相談はしておらず、相談所には成婚の報告をしただけです。プロポーズの前と後のどちらで相談所に伝えるかも含めて、プロポーズの日取りを決めた段階で担当の仲人さんに聞いておくと、慌てずに済みます。
まとめ:プロポーズは、決まった結婚を形にする場
- 真剣交際のあいだに結婚の意思を確かめておけば、プロポーズは答えを聞く場ではなくなる
- 住む場所・お金・仕事の話や親への挨拶は、プロポーズの前に済ませておく
- 結婚の意思は、ふだんの会話で言葉にして確かめる。入籍日や親への挨拶の日程の話に相手が前向きなら、ほぼ確かめられている
- 時期は交際期間の長さより、生活の話が済み、意思を確かめ合えたかで考える
- 指輪は一緒に選ぶ方法もある。サプライズにするなら、場所や演出のほうで
- 演出は豪華さより、相手がその場面を喜ぶかで決める
- プロポーズと成婚退会の順番やルールは、所属している相談所に確認する
プロポーズは、それまでの話し合いの積み重ねの上に成り立ちます。当日の演出に頼らなくても、相手が「この人と結婚する」と安心できる状態を作っておけば、プロポーズは2人にとっていい思い出になりやすくなります。
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