結婚相談所の費用は高いのか 2つの相談所で約27万円。払うべきところと削れるところを分ける

結婚相談所に興味はあるものの、料金表を見て手が止まる。入会金、月会費、お見合い料、成婚料と並んでいて、全部でいくらかかるのか分からない。マッチングアプリなら月に数千円で済むのに、何十万円も払う価値があるのか。そう迷っている男性は多いと思います。

私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、成婚しました。このとき2つの相談所に入っていましたが、払った費用は2つ合わせて26〜27万円ほどでした。

この記事では、私が実際に払った費用と、その費用をどう考えていたかをお伝えします。先に結論を言うと、相談所の費用は金額だけを見れば安くはありません。ただ、高くなるかどうかは、選び方と活動の進め方でかなり変わります。ポイントは、自分に必要なものにだけ払い、活動を長引かせないことです。

結婚相談所の費用の内訳と目安

まず、相談所の費用がどんな項目でできているかを整理しておきます。相談所によって名前や分け方は違いますが、だいたい次の4つです。

項目払うタイミング目安
入会金・登録料などの初期費用入会時に1回数万円〜30万円ほど
月会費在籍中、毎月1万〜2万円ほど
お見合い料お見合いのたび無料〜1万円ほど
成婚料成婚したとき無料〜30万円ほど

目安の幅が広いのは、相談所によって料金の考え方が大きく違うからです。担当の仲人さんが手厚く相談に乗ってくれる相談所ほど高く、サポートを絞って自分で活動する相談所ほど安くなる傾向があります。比較サイトの調査(2026年10月時点)では、1年間活動した場合の総額は30万〜80万円ほどが目安とされています。

ここで押さえておきたいのは、費用には「期間に関係なくかかるもの」と「期間に比例して増えるもの」があることです。初期費用と成婚料は1回だけですが、月会費は在籍している限り毎月かかります。お見合い料も、お見合いの数だけかかります。活動が長引くほど、総額は確実に増えていきます。

私が払った費用は2つの相談所で26〜27万円ほど

私が払った費用は、1つの相談所が成婚料込みで16〜17万円ほど、もう1つが10万円ほどでした。どちらも概算ですが、2つ合わせて26〜27万円ほどです。

料金を見て相談所を厳選したので、ほかの相談所と比べてもコスパは非常に良かったと考えています。

私が相談所に求めていたのは、何より、なるべく安く婚活中の女性と出会えることでした。そのため、料金と、月に申し込める件数を一番重視し、サポートが手厚い分だけ料金が高い相談所は避けていました。相談所はアドバイスをもらう場ではなく、登録している女性と出会うための場として使うと決めていたからです。実際、活動中に仲人さんに相談したことはなく、成婚の報告をしただけでした。

相談所の選び方と、使っていた連盟ごとの結果は「男性目線の結婚相談所の選び方」に詳しく書いています。

ただ、削れたところもありました。なるべく多くの女性と出会うために2つの相談所に入りましたが、振り返ると、私の場合はIBJを使っていた相談所だけで十分でした。もう1つの相談所に払った分は、結果から見れば削れた費用です。

何に対してお金を払っているのか

相談所の費用が高いかどうかは、何に払っているかで考えると判断しやすくなります。

結婚に本気の女性と出会える場

相談所の女性は、入会金や月会費を払って活動しています。結婚に向けた本気度は、マッチングアプリとは比べものになりません。私は若い頃からアプリを使っていましたが、アプリではドタキャンがよくありました。相談所のお見合いでは、ドタキャンされたことは一度もありません。

アプリと比べた相談所の違いは「マッチングアプリで結婚まで進めない男性へ」で書いています。月額の安さだけでアプリを選ぶと、結婚に向けて動いていない相手とのやり取りに時間を使うことになりかねません。

サポートは「必要な人だけ」払う価値がある

もう一つ、料金の差を大きく生むのがサポートです。

私のようにサポートを使わないなら、手厚いサポートの分の料金は払う必要がありません。ただ、私がそう決められたのは、過去に恋愛で悩んだ時期に指導を受けて、基礎を身につけていたからです(「婚活は独学で十分か」)。

恋愛経験が少なく、お見合いのあとに何が悪かったのかを自分で振り返れない段階なら、相談に乗ってくれる仲人さんの存在には料金分の価値があります(「恋愛経験ゼロでも結婚相談所で成婚できるのか」)。安さを優先してサポートのない相談所を選び、つまずいたまま在籍期間だけが延びれば、結果的に高くつきます。

相談所の費用を「高く」してしまう3つのパターン

相談所の費用は、同じ料金表でも使い方によって高くも安くもなります。私が高くつくと思うのは、次の3つのパターンです。

1. 必要なサポートと料金が合っていない

1つ目は、自分に必要なサポートと、払っている料金が合っていないことです。

使わないサポートに高い料金を払うのはもちろんもったいないですが、逆に、サポートが必要な段階なのに削ってしまうのも高くつきます。入会前に、自分は出会いの場があれば十分なのか、相談相手が必要なのかを決めておきましょう。

2. 活動が長引く

2つ目は、活動が長引くことです。

先ほど書いたとおり、月会費は在籍している限り毎月かかります。半年で成婚する人と、2年かかる人では、同じ相談所でも月会費の総額が4倍違います。

私は37歳で入会したので、年齢が上がるほど不利になると考え、スピードを重視して活動していました(「30代後半からの婚活で意識すること」)。結果として約半年で成婚でき、費用も抑えられました。活動が長引く原因に心当たりがある方は「婚活が長引く男性が見直すこと」も読んでみてください。

3. お見合いが組めないまま在籍する

3つ目は、お見合いが組めないまま在籍し続けることです。

申し込みが通らなければ、お見合いはできません。お見合いができないまま月会費を払い続けるのは、いちばんもったいない払い方です。

申し込みが通るかどうかは、プロフィール写真に大きく左右されます。私は相談所で撮る写真ではなく、ネットで自分でカメラマンを探して依頼しました。写真を変えてから、申し込みが通る相手は劇的に変わりました。入会したら、まず写真を整えてください(「結婚相談所のプロフィール写真で、男性が見落としている3つのこと」)。申し込みの考え方は「お見合いの申し込みが通らない男性がまず見直すこと」にまとめています。

相談所の外でかかるお金も計算に入れる

婚活の費用を考えるときは、相談所に払うお金だけでなく、相談所の外でかかるお金も計算に入れておく必要があります。

デート代について、私は1人5,000円〜1万円ほどの店を選ぶことが多く、1回のデートで1〜2万円使っていました。仮交際の相手が4〜5人いた時期は、毎月のデート代がかなりの金額になり、歯を食いしばって払っていました。

デートの予算の考え方は「仮交際のデートの店選び」にまとめています。入会を決める前に、相談所の料金と合わせて、婚活全体でいくらまで使えるかを一度考えておくと、活動中にお金のことで迷わずに済みます。

入会前に確認しておきたいこと

最後に、費用の面で入会前に確認しておきたいことをまとめます。

  1. 成婚までの総額:月会費の安さだけで比べず、初期費用・月会費・お見合い料・成婚料を合わせた総額で比べる。何か月で成婚した場合にいくらになるか、無料相談の場で聞いておく
  2. 成婚料がかかる条件:何をもって「成婚」とするかは相談所によって違うので、どの時点で成婚料がかかるのかを確認しておく
  3. 月に申し込める件数:件数が少ないとお見合いの数を増やせず、在籍期間が延びやすくなる
  4. 途中で退会・休会するときの扱い:途中で活動をやめたときや、しばらく休みたいときに費用がどうなるかを確認しておく
  5. どの連盟の会員に申し込めるか:料金が安くても、自分が会いたい人に申し込めなければ意味がない

まとめ:相談所の費用は「選び方」と「期間」で決まる

  • 相談所の費用は、初期費用・月会費・お見合い料・成婚料でできている。1年間活動した場合の総額は30万〜80万円ほどが目安
  • 私は料金と申し込める件数を重視して相談所を厳選し、2つの相談所で合わせて26〜27万円ほどだった。振り返るとIBJを使っていた相談所だけで十分で、もう1つの分は削れた
  • 相談所の費用は、結婚に本気の女性と出会える場への支払い。サポートの分は、必要な人だけ払う価値がある
  • 費用を高くしてしまうのは、必要なサポートと料金が合っていない、活動が長引く、お見合いが組めないまま在籍する、の3つ
  • 写真・服・お茶代・デート代など、相談所の外でかかるお金も計算に入れる。私の場合、仮交際が4〜5人いた時期は毎月のデート代がかなりの金額になった
  • 入会前に、成婚までの総額、成婚料の条件、申し込める件数、退会・休会の扱い、申し込める連盟を確認する

相談所の費用を抑えるには、自分に合う相談所を選ぶことに加えて、短い期間で成婚することが欠かせません。そのためにも、入会したらまず写真とプロフィールを整えて、お見合いを組めるところから始めてください。

相談所選びや活動の進め方、一緒に整理します

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