交際終了を引きずってしまう男性へ お断りを「自分の否定」と受け取らない考え方

仮交際が順調だと思っていた相手から、相談所を通じて交際終了の連絡が届く。この人となら結婚したいと思っていた相手ほど、ショックは大きくなります。次のお見合いの準備をする気になれない、申し込みの手が止まる、というのも無理はありません。

私は30代後半で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、19人と仮交際に進みました。成婚したのは1人で、残りの18人とは交際終了になっています。そのうち9人は、相手からの交際終了でした。

この記事では、この経験をもとに、交際終了を引きずらずに次へ進むための考え方と、断られたあとの振り返り方をお伝えします。

お断りは「自分という人間の否定」ではない

交際終了を引きずってしまう一番の理由は、お断りを「自分という人間を否定された」と受け取ってしまうことだと思います。

ですが、断られる理由をひと言でいえば、「相手の基準に届かなかったか、ライバルに負けたか」のどちらかです。仮交際では、女性もほかの男性と並行して会いながら、真剣交際に進む1人を選んでいます。相手から終了になった9人のケースで私に多かったのも、相手の女性がほかの男性と真剣交際に進んだパターンでした(「仮交際の2回目以降で失速する理由」)。

つまり交際終了は、その相手の基準と、その時の比較の中で、今回は選ばれなかったという結果です。届かなかったのは、その時点の見た目や振る舞いといった変えられる部分であって、あなたの人格すべてに下された評価ではありません。

一番こたえた交際終了は「実力では届かなかった」と受け入れた

とはいえ、どのお断りも平気だったわけではありません。

相手からの交際終了9件の中で一番こたえたのは、「この女性とならぜひとも結婚したい」と思っていた相手からの終了でした。妻と出会う前の話です。非常にショックでした。

その女性は、私が背伸びをして、ギリギリ戦えるかどうかという相手でした。だから最終的には、シンプルに「自分の実力では届かなかった」と受け入れました。

ここで大事なのは、「届かなかった」と認めることと、自分を責めることは別だということです。届かなかったのは、その時点の自分の実力が、その相手の基準やほかの男性との比較に足りなかったという事実です。事実として受け入れれば、ひとつの結果を何度も思い返して、自分を責める材料にする必要はなくなります。

反対に、「相手の見る目がなかった」「タイミングが悪かっただけだ」と考えると、その場は楽になっても、次に生かせるものが残りません。受け入れることは、引きずらないためにも、次に進むためにも必要なことです。

引きずらないための振り返り方

落ち込んだ気持ちを切り替えるには、断られた経験を「次の材料」に変えるのが一番の近道です。原因の見当がつけば、次のお見合いや仮交際で変えることが決まり、気持ちはもう次に向いています。逆に、原因を考えないまま「なぜダメだったのか」だけを繰り返していると、同じお断りをいつまでも引きずることになります。振り返りは、反省のためというより、引きずらないためにやるものだと考えてください。

私も、断られたあとは原因をなるべく特定するようにしていました。

状況を総合的に見て、原因を絞り込む

どの段階で終わったのか、相手の年齢や人気の度合いはどうだったか、デートでの手応えはどうだったか。こうした状況を総合的に見て、「基準に届かなかったのか」「ライバルに負けたのか」、届かなかったなら何が足りなかったのかを考えます。

一つのお断りだけでは、原因ははっきりしないことも多いです。結果を記録しておくと、断られる相手や段階の偏りが見えてきます。記録の取り方は「お見合いのあと交際に進めない男性が見直すこと」で、断られ方から自分のマイナスを見つける方法は「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」で書いています。

仲人から聞くお断り理由は「参考程度」に

結婚相談所では、仲人を介してお断りの理由を聞ける場合があります。これも判断材料になるので、聞ける範囲で聞いておきましょう。

ただし、相手も大人です。「見た目が好みではなかった」のような正直な理由は、伝えてもらえないことも多いです。仲人から聞いた理由は、そのまま答えとして受け取るのではなく、参考程度にしておくのがよいと思います。理由そのものより、自分で考えた原因が仲人さんの見立てと合っているかを確かめる材料として使うと役に立ちます。

一人で立て直せないときは、人に話す

私は、お断りが続いて申し込みやお見合いのペースが落ちた時期はありませんでした。婚活の前に、マッチングアプリなどで数えきれないほど断られる経験をしてきて、お断りを自分への否定と受け取らなくなっていたからです。ですが、恋愛経験が少ないうちは、一つのお断りのショックはずっと大きいと思います。

自分で立ち直れるなら、それで構いません。もし難しそうなら、信頼できる仲人さんなど、婚活を見てくれているアドバイザーに気持ちを打ち明けて、立て直しを図ってください。多くの会員を見てきた人であれば、気持ちを聞いてもらえるだけでなく、原因の整理にも付き合ってもらえることがあります。相談所のカウンセラーの使い方は「婚活は独学で十分か」でも書いています。

まとめ:お断りは受け入れて、次の材料に変える

  • 交際終了は、その相手の基準と比較の中で、今回は選ばれなかったという結果。人格すべてを否定されたわけではない
  • 一番こたえたお断りも「今の実力では届かなかった」と受け入れる。認めることと、自分を責めることは別
  • 振り返りは引きずらないためにやる。状況から原因をなるべく特定し、仲人から聞く理由は参考程度にとどめる
  • 一人で立て直せないときは、信頼できる仲人さんなどに話す

交際終了が続くと、自分には結婚は無理なのではないかと考えてしまうこともあると思います。ですが、一つひとつのお断りは、その時点の自分と、その相手の基準や比較の中での結果にすぎません。原因を見つけて一つ変えれば、次の結果は違うものになりえます。お断りの理由を仮説にして次で一つ変える考え方は、「恋愛経験ゼロでも結婚相談所で成婚できるのか」でも書いています。

交際終了が続いて、活動そのものが長引いていると感じる方は「婚活が長引く男性が見直すこと」で、長引く人に多い傾向をまとめています。

「いい人」と言われたまま終了が続く方は「「いい人止まり」で交際終了になる男性へ」を、交際終了が続いて婚活そのものに疲れてきた方は「婚活に疲れた男性へ」も参考にしてください。

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