30代後半で結婚相談所に入るなら、できれば年下の女性と結婚したい。子どものことを考えると、20代の女性にも申し込んでみたい。そう考える男性は少なくないと思います。
私は37歳で結婚相談所に入会し、約半年で57人とお見合いをして、19人と仮交際に進み、そのうち1人と成婚しました。婚活の前半は若さと見た目を重視していたので、20代前半の女性にもたくさん申し込んでいます。仮交際に進んだ中で一番年の差が大きかったのは、17歳差でした。
先に結論を言います。年の差のある婚活はできます。ただし、申し込み・お見合い・仮交際のどの段階でも不利で、非常に厳しい戦いになります。普通の30代後半の男性が無理なく戦えるのは、3〜5歳差くらいだと私は考えています。それより離れた相手を狙うなら、あらゆる面で相手の基準を上回る準備が要ります。
この記事では、私の57人のお見合いの記録をもとに、年の差がどこで効いて、私がどう埋めようとしたかをお伝えします。
57人のお見合いを、相手の年齢で分けるとこうなる
私の57人のお見合いを、相手の当時の年齢で分けると次のとおりです。
| 相手の年齢 | お見合い | 仮交際に進んだ | お見合い後に相手から断られた | お見合い後に自分から見送った |
|---|---|---|---|---|
| 10代 | 1人 | 0人 | 0人 | 1人 |
| 20〜24歳 | 9人 | 6人 | 1人 | 2人 |
| 25〜29歳 | 21人 | 7人 | 2人 | 12人 |
| 30〜34歳 | 21人 | 4人 | 2人 | 15人 |
| 35歳以上 | 5人 | 2人 | 2人 | 1人 |
| 合計 | 57人 | 19人 | 7人 | 31人 |
この表だけを見ると、20代前半の女性とは、お見合いをすれば9人中6人と仮交際に進めています。年下ほど有利に見えるかもしれません。
ですが、この表には「お見合いが組めるまで」が入っていません。私の体感では、20代前半の女性への申し込みは、20代後半の女性に比べて5〜10倍は通りにくかったです。私は全部で1,000件ほど申し込んでいて、20代前半の9人は、その中から通ったごくわずかな相手です。
また、仮交際に進んだ20代前半の6人のうち、3人は相手からの交際終了で終わっています。年の差がある相手とは、会うまでも、会ってからも厳しいということです。
一方で、30代前半の女性は21人中15人を私のほうから見送っています。30代の女性には、もともと条件で絞ったうえで申し込んでいたので、通りやすさは比べられません。ただ、30代前半の相手では、仮交際に進まなかった理由の大半が私の側の判断でした。
年の差が効く場面1:申し込みが圧倒的に通らない
最初の壁は申し込みです。年の差がある女性への申し込みは、とにかく通りません。なかなかお見合いが組めないことは、最初から覚悟しておく必要があります。
相手のもとには、ほかの男性からの申し込みも並んでいます。年の差がある以上、その中で選ばれる理由を、年齢以外で示さなければなりません。私の場合は、プロのカメラマンに写真を撮り直してもらってから、それまで通らなかった若い女性にも通るようになりました。申し込みが通らないときの見直し方は「お見合いの申し込みが通らない男性がまず見直すこと」にまとめています。
年の差が効く場面2:お見合いで、ミスがないだけでは進めない
お見合いが組めても、まだ安心はできません。年の差がある相手とのお見合いでは、ミスらしいミスをしなくても、はっきりしたプラスの評価を与えられないと仮交際に進めません。
「この人ともう一度会いたい」と思ってもらえる何かが要ります。相手ごとにどんな印象を持ってもらうかを決めて話を組み立てる方法は「お見合いの話題は「与えたい印象」から逆算して選ぶ」で書いています。
ちなみに、お見合いのあとに相手から断られた7人は、10歳以上年下の女性が3人、誰もが振り向くような美人が1人、年収が私よりはるかに高い女性が3人でした。断られた相手には、年の差か、明らかに私より条件が上という共通点がありました(「お見合いのあと交際に進めない男性が見直すこと」)。
年の差が効く場面3:仮交際で、若いライバルに負ける
仮交際に進めても、そこからが本番です。デートのたびに「また会いたい」と思ってもらい続けないと、次につながりません。
しかも、年下の女性の仮交際の相手には、若くて条件の良い男性もいます。自分の振る舞いに問題がなくても、ライバルに負けて交際終了になることが増えます。私も、2回目のデートで「次もぜひ会いたい」という話になっていた20代の女性が、3回目に誘う前に退会していたことがありました。おそらく、ほかの男性と成婚したのだと思います。
年の差がある相手との交際は、いつ終わってもおかしくありません。比べられる中で失速しないための考え方は「仮交際の2回目以降で失速する理由」で書いています。
年の差を埋めるために、私がやっていたこと
こちらがリードして、楽しませる
年下の女性と会うときは、常にこちらがリードして、相手を楽しませる意識を持っていました。店の候補を用意する、話題を用意して会話を運ぶ。相手に任せず、こちらが引っ張ることを大事にしていました。
デートの店は、相手と同年代の男性がなかなか連れて行けないような、質の高い店を選んでいました。ただ、これには非常にお金がかかり、正直しんどかったです。本当にそこまでして年下の女性を狙いたいのかは、よく考えてから決めてください。店選びと予算の考え方は「仮交際のデートの店選び」にまとめています。
服装は、その時点でできるベストを尽くす
服装も、その時点で自分にできるベストを尽くしていました。お見合いには真夏でも長袖のジャケットを着て行き、ひと目でおしゃれだと分かるようにしていました(「お見合い当日の服装とカフェでの振る舞い」)。年の差がある分、見た目で減点されている余裕はありません。
年齢差には、自分から触れない
私は、年の差について女性から何か言われたことはありません。お見合いが成立した時点で、相手は年の差を受け入れているからです。
そして、私のほうから年の差に触れたことも一度もありません。年の差があることを相手に意識させても、良いことはひとつもないからです。
大事なのは、年の差があるからこそ出せるメリットは全力で出し、マイナスは一切見せないことです。リードや店選び、経済的な余裕など、年上だから示せるものは惜しまずに出します。一方で、自分から年齢を気にするような話はしません。
年下と同年代で、求められるものは違う
年の差が離れるほど、より多くの面で、より多く評価される必要があります。リードや店選びはもちろん、見た目、立ち振る舞い、気遣い、経済力など、さまざまな要素を身につけなければなりません。どこを重く見るかは女性によって違いますが、すべての要素で相手の基準を上回るくらいのつもりでいたほうがいいです。
一方で、同年代の女性は、年下の女性に比べればはるかに進めやすい相手です。意識するなら、プラスを積むことよりも、マイナスをなくすことのほうが大事です。自分のマイナスの見つけ方と小さくし方は「婚活で自分のマイナス要素に向き合う方法」で書いています。
何歳差までなら現実的か
普通の30代後半の男性が、無理なく戦えるのは3〜5歳差くらいだと私は考えています。ここで言う普通とは、年収や見た目が平均より少し上くらいの男性です。
ただ、この幅は固定ではありません。見た目を整え、女性に選ばれるための技術を身につけていくと、少しずつ年の差があっても戦えるようになります。私が17歳差の相手と仮交際に進めたのも、婚活を始める前に、恋愛で見た目や振る舞いを何年もかけて変えてきたからだと思っています。見た目の整え方は「恋愛経験ゼロの男性が結婚相談所に入る前に整えるべき見た目」にまとめています。
自分がどこまで届くかは、実際に申し込んで確かめるのが一番です。私は、同じくらいの水準の女性に10〜20人申し込んで1件も通らなければ、その層は今の自分には難しいと判断していました(件数は人によって変わります)。年齢の幅の決め方は「30代後半からの婚活で意識すること」でも書いています。
年下の女性への申し込みは、数より「大事に」
ひとつ、やり直すなら変えたいことがあります。
私は、年下の女性への申し込みは通りにくいだろうと考えて、一度にたくさん申し込みました。1件ずつの通りやすさは低くても、まとめて送れば成立する数は増えます。思っていたよりもお見合いがたくさん成立してしまい、その時点の優先順位で、こちらからお断りすることになったケースが結構ありました。
結婚相談所の中でも、年の差があって条件に合う女性は、そう多くありません。年齢の幅は広く取って確かめつつ、年下の女性への申し込みは一度に大量に送らず、お見合いの成立状況を見ながら、もう少し大事に送るべきだったと思っています。
年の差のある相手との真剣交際を、自分から見送ったこともある
年下の女性を狙うなら、その前に「何を基準に結婚相手を選ぶか」を決めておいてください。
婚活の前半、私は若さと見た目を重視して申し込んでいました。その中で、13歳年下の女性と真剣交際に進めそうなところまで来たことがあります。それでも私は、そこで結婚の方針を真剣に考え直しました。相手の収入も含めて考えるべきではないか、と迷ったのです。悩んだ結果、自分から交際を終了し、新しい基準で婚活をやり直しました。
今振り返ると、最初から基準を決められていれば、もっとスムーズに進められたと思います。基準を決めずに始めると迷いが増え、婚活が長引きやすくなります(「婚活が長引く男性が見直すこと」)。
この女性との交際の詳しい経緯や、最後に20歳を含む3人のうち誰と結婚するかを迷った記録は、noteの有料記事「顔に目立つ傷がある37歳が、20歳を含む3人と結婚を迷うまで|お見合い57人の記録」にまとめています。
まとめ:年の差婚活はできる。ただし、全部で上回る覚悟が要る
- 私の57人のお見合いでは、20代前半の女性とはお見合いができれば9人中6人と仮交際に進めた。ただし申し込みは20代後半より5〜10倍通りにくく、仮交際も6人中3人は相手から終わった
- 年の差が効くのは、申し込み・お見合い・仮交際のすべての段階。ミスがないだけでは進めず、ライバルにも負けやすい
- 年の差を埋めるには、こちらがリードして楽しませ、服装でもベストを尽くす。年齢差には自分から触れず、年上だから出せるメリットは全力で出す
- 年の差が離れるほど、すべての要素で相手の基準を上回る必要がある。同年代なら、プラスを積むよりマイナスをなくすほうが大事
- 普通の30代後半の男性が無理なく戦えるのは3〜5歳差くらい。見た目や技術を積むと、その幅は広がる
- 条件に合う年下の女性は多くないので、申し込みは大事に送る。狙う前に、結婚相手を選ぶ基準を決めておく
年の差のある女性を狙うかどうかは、あなたが決めることです。狙うなら、まずは申し込みの入口になるプロフィール写真から整えてください(「結婚相談所のプロフィール写真で、男性が見落としている3つのこと」)。
年の差のある婚活、一緒に整理します
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